★市役所職員Aさんの自死
令和2(2020)年6月25日午前2時40分ごろ、和歌山市役所職員であったAさん(28歳)が自宅納屋で自死しました。お母さんが「公務災害認定」を請求しましたが、棄却され、「不服申請」の申し立てをおこなっています。なんにしてもAさんが苦しんでいた時にそれによりそい励ましてあげられなかったことについては残念でたまりません。
★ゆがんだ同和行政が温存されてきた和歌山市
和歌山市では、ゆがんだ同和行政が温存されてきました。それが改めて問題になったのが、5年前の2019年10月、当時芦原連合自治会長であった金井という人物が詐欺容疑で逮捕された事件でした。
県や市の公共事業をする業者に和歌山市の職員が「(芦原)自治会長にあいさつに行ってほしい」といい、金井は工事費用の上前をピンハネしていたのです。
★ゆがみを告発した勇気ある市役所職員の自死
金井詐欺事件が表に出る1年前の8月、平井児童館に派遣された市役所職員が、不正な財政書類作成を命じられ、公益通報しました。2020年2月に和歌山市は、平井児童館の問題を調査した結果をふまえて関係職員を処分したことを公表しました。ところが、その後、「平井で公益通報した職員が自死した」といううわさが市役所内にながれたのです。わたしたちは、今年(2024年)に入ってお母さんにお会いすることができました。お母さんは、息子が自殺した真相解明を和歌山市にも県にも求めたが相手にされなかった無念さを語られました。
★不正を強要されたAさん
お母さんとお会いしてAさんの「病気休職願」を初めて目にしました。そこには、平井の児童館主事として、上司から不正な報告書作成を強いられ、それを拒否したが体調をわるくして休職にいたったという経過が、記されていたのです。
正しいことをしながら自殺に追い込まれた職員の無念を晴らすためにも公務災害認定を勝ち取りたい。私たちは「Aさんの公務災害認定を支援する会」を立ち上げることにしました。
★私たちはAさんの公務災害認定を求めます
1 地方公務員災害補償基金和歌山県支部(支部長・岸本周平)に対してAさんの公務災害認定を求めます。
2 和歌山市長に対し「第三者委員会」を設置しAさんの自殺の真相を解明することを求めます。
3 Aさんの公務災害認定の運動を進めるために資金カンパを広く訴えます。
2024年6月 Aさんの公務災害認定を支援する会
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