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地方公務員災害補償基金和歌山県支部審査会 御中
公益通報を行った和歌山市職員Aさんの自死事案について、
公務災害の不認定にかかる審査請求手続きおける公正な審理・裁決を求めます
和歌山市職員であったAさんは、2018年5月、突如平井児童館に異動となり、直後に、上司から不正な財政書類を強いられたため、異動後3日で休職し、休職中であった同年8月に、和歌山市の外部相談員に公益通報を行いました。
2018年10月、Aさんは生活保護課で職場復帰しました。2020年2月には、Aさんの公益通報の結果、和歌山市は公金の不適切な支出があったとして、公金の返還がなされるとともに、関係職員の処分を行いました。
ところが、その直後の同年4月、Aさんの公益通報によって処分された職員が、Aさんの隣の課に異動してきたのです。さらにAさんは、上司から強く叱責されたり、嫌がらせを受けるなどすうようになり、同年6月26日、自死しました(死亡当時28歳)。
Aさんのお母さんは、地方公務員災害補償制度に基づく請求を行いましたが、地方公務員災害補償基金和歌山県支部は、「公務外災害」と判断したことから、審査請求を申し立てました。
公益通報者保護制度は、国民生活の安心や安全を脅かすことになる事業者の法令違反の発生と被害の防止を図る観点から、公益のために事業者の法令違反行為を通報した事業者内部の労働者に対する解雇等の不利益な取扱いを禁止しています。公務員についても同様に保護されるものです。そして、公益通報者が、公益通報後に自死に至った事実については、重く受け止められるべきです。
そこで、私たちは、下記の事項を審査会に強く要請します。
記
審査請求手続きにあっては、公益通報を行ったAさんがおかれた状況及びそれが同職員に与えた影響の程度について、公正に審理され、裁決されること
氏 名 |
住 所 |
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【署名送付先】 〒640-0014 和歌山市毛見889-6 Aさんの公務災害認定を支援する会
連絡先:西泰伸 080-5700-5681 雑賀光夫 090-9612-0911
和歌山市長 尾花 正啓 様
公益通報したAさんの自死について
真相解明のための第三者委員会設置を求める署名
和歌山市職員であったAさんは国保年金課収納班に勤務していましたが、2018年5月28日、突如、平井児童館に配置換えになり、その翌日、上司から不正な財政書類作成を命じられました。Aさんは、「おかしい」と思いこれに従わず、休職し、休職中に公益通報しました。Aさんはその後職場復帰し生活保護課に異動となりました。公益通報を受けた和歌山市は、調査を行い、2020年2月、不適正な支出を認めて、関係者15名を処分しました。
ところが、その直後の同年4月、処分対象者の1人が、Aさんと同じフロアーに異動してきたのです。そして、その年の6月25日、Aさんは自死しました(死亡当時28歳)。
正しいことをしたAさんがなぜ自死に追いこまれたのでしょうか。公益通報者が、その公益通報に基づく処分後に自死したことについては、重く受け止められるべきです。公益通報者を守れなかったことは、和歌山市として大きな責任があると考えます。
和歌山市は、公益通報の結果を発表した際、職員の公正な職務の執行を確保するために、外部有識者の意見を参考に、事案の検証、是正措置をするとしましたが、いまだにされていません。
和歌山市は、公益通報後の対応をきちんと行うべきです。公益通報したAさんのが、なぜ自死するに至ったのかについても、その真相解明が求められます。
そこで、私たちは、下記の事項を貴殿に求めます。
記
Aさんの自死の真相を解明するため、和歌山市として、市行政から独立した「第三者委員会」を設置すること
氏 名 |
住 所 |
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【署名送付先】 〒640-0014 和歌山市毛見889-6 Aさんの公務災害認定を支援する会
連絡先:西泰伸 080-5700-5681 雑賀光夫 090-9612-0911
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